1957-02-08 第26回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
政府はこのような見地から、昭和三十二年度予算の編成に当り、道路、港湾等公共事業費の大幅増額をはかり、また、電源開発、住宅建設等に一段と積極的な財政投融資を行い、国民経済の拡大をはかるとともに、直接間接の雇用機会の増加に努めたのであります。しかしながら、私どもも完全雇用の達成が一朝一夕で実現できるとは考えておりません。
政府はこのような見地から、昭和三十二年度予算の編成に当り、道路、港湾等公共事業費の大幅増額をはかり、また、電源開発、住宅建設等に一段と積極的な財政投融資を行い、国民経済の拡大をはかるとともに、直接間接の雇用機会の増加に努めたのであります。しかしながら、私どもも完全雇用の達成が一朝一夕で実現できるとは考えておりません。
政府はこのような見地から、昭和三十二年度予算の編成に当り、道路、港湾等公共事業費の大幅増額をはかり、また電源開発、住宅建設等に一段と積極的な財政投融資を行い、国民経済の拡大をはかるとともに、直接間接の雇用の機会の増加に努めたのであります。しかしながら私どもも完全雇用の達成が一朝一夕で実現するものとは考えておりません。
道路、橋梁、河川、港湾等公共事業費関係ならば、それぞれ取運ぶ道筋はあるわけでありまするが、人命の死傷、家屋の倒壊、生業における損害など、個人災害は、その緊急性と深刻性の重大なるにかかわらず、最後はぼかされてしまうおそれが十分にあるのであります。 以上の所見に立ちまして吉田首相の出席を求めてあつたのでありますが、御出席でありませんから、緒方副総理にお尋ねをいたしたいと思うのであります。